金属の気持ちになって加工する 〜純チタン〜
国内で最も一般的に用いられている材料として有名で、JIS規格では、酸素と鉄の含有量によって1種、2種、3種、4種に分かれ、含有量の少ない１種が最もやわらかい純チタンです。 純チタンは航空宇宙産業・真空装置・半導体製造装置・医療分野など幅広い分野で用いられています。
その特徴は
- 純チタンは特に柔らかい
- 軽量
- 非磁性
- 耐食性・耐熱性・耐寒性に優れている
しかし、その反面で
- 工具が摩耗しやすい・微小ネジが加工しずらい
- 切りくずが燃える
- 純チタンは熱伝導性が非常に悪くさらに柔らかいため構成刃先が起こりやすく寸法精度は非常に出しづらい
などの欠点もあります。
▶ 山岸製作所にお任せ
山岸製作所では、切削条件および加工冶具を駆使して寸法を安定的に出しています。 航空宇宙産業・真空装置・半導体製造装置・医療分野から、ご依頼をいただいております。
- 加工条件等の研究によって、切粉の絡まりを防ぎ、高い表面精度で製作が 可能です！その美しさが評価され、外観部品に多数使用されています！
- デリケートな素材でも、弊社独自のチャッキング（把持）技術により、ミクロンオーダーの寸法が出せます！板厚３ミリ以下の部品でも加工が可能です！
- 金属の特徴を知り尽くしたメンバーが、必要な事前処理の適切なタイミングを検討・決定しています。
- 適切な事前処理を施してから加工することにより、加工熱や加工応力を除去し、ミクロンオーダーの寸法を出すことができます！
